女性の働き方改革 男女差のない社会をつくろう

働く女性の現状と課題

働く女性にとって、一番の課題は家庭との両立だ。それは昭和の時代から変わることのない普遍的な問題となっている。特に出産後の職場復帰は職場にとっても、働く女性にとっても多くの障害があるのが現状と言える。

国は男性の育児休暇、出産後の時短勤務を推進しているが、なかなかうまくいかないケースが多い。例えとして、産休中の社員の空いたポストを他の人で埋めた場合、出産後に復帰した際に代わりだった人をどうするのかという問題がある。加えて、多忙な中で「時短なので」と退社する人がいては仕事が進まないといった件もよく聞かれる。

逆に、出産して復帰しても元の職務を与えられず、閑職に追いやられたと嘆くケースもある。このように、会社側、女性側の双方が納得できる落としどころがなかなか見つからないことは珍しくない。

また、保育園の待機児童や病児保育などの問題も山積みとなっている。2016年に話題になった「保育園落ちた、日本死ね」に込められた怒りは未だ解決を見ない。

また、介護問題についても、これからの課題となっていくだろう。親の介護のために休職した場合は育児とは違って先が読めないということがある。いつごろ復帰するかが見えないのは、雇用側にとって困ることだといえる。

女性のライフプラン、結婚、出産に介護が加わり、働き方の道筋を国が示すことが求められるだろう。ただ、「主夫」という言葉は一般的になってきており、社会での男女格差はちょっとずつだが少なくなっている。今後も、仕事での男女格差を無くしていく動きはさらに大きくなっていくだろう。